養子縁組後に関する同意書【要約】
カンファレンスにてシェアして頂いた、養子縁組の際の同意書を一部要約してご紹介します。資料をそのまま掲載することは難しいため、要点だけを同意書の記載順に日本語訳してご紹介します。
・産みの母親、養親、お子さんの名前と生年月日
・子どもの安全の観点から、子どもには両親が養親であること、産みの親が別にいつことを知るべきである。
・産みの母親、養親ともに産みの母親が子どもの成長に関する情報を得ることはたいせつである。
・共感や尊敬に基づく、子どもにとって最善の状態のために価値のある関係性を築くこと。
・産みの親、養親ともに、この同意が親同士で結ばれたものであるとはいえ、それが何よりも子どもにとって最善の状況を作るためであると理解すること。
・下記の内容に同意すること
1) この同意の目的はすべての関係者がどのように縁組後にコミュニケーションを取っていくのかを規定するものである。
2) 写真と手紙について
a. 養親は、写真もしくはEメールにてコンタクトをとる。縁組後の翌月および半年後までは月に一度、それ以降は年に四度Eメールもしくは郵便にて子どもの様子を写真とともに知らせること。子どもの3歳の誕生日以降5歳の誕生日までは年に三度、それ以降18歳の誕生日までは年に二度これを行う。(送り先の住所記載あり)
b. 産みの母親は、子どもに関するいかなる情報も写真も、FacebookやMy Spaceのwebサイトなどを含む、もしくはそれ以上の場所にて共有しないこと。この禁止は産みの親の直近の家族に情報をシェアすることを禁ずる目的ではない。
3) 電話について。産みの母親と養親は、最初の半年は電話にて毎月話すこと。産みの母親が養親の携帯に毎月第三木曜日に電話をすること。番号が変わる際はお互いに伝え合うこと。
4) 面会について。子どもが3歳になるまでは、年に二度訪ねること。最初の面会は●●エリアにて、だいたい*月か*月に執り行われる。二度目はだいたい*月か*月に行う。子どもが3歳になったら、それ以降の面会についてはその時に養親と母親の間で決められるものとする。お互いの訪問時の費用は、それぞれが各自で負担する。
※全員のサイン、日付
ほぼすべての内容を要約しました。